2026/02/17 11:27

【中島 友太】
■経歴・出展歴
【主な個展】
2023年 「CERTIFIER」 X8 GALLERY (東京)
2023年 「TRANSFER」 YUGEN Gallery (東京)
2025年 「100+Y」 chignitta (大阪)
2025年 「100+Y+Å」 TAGSTÅ (福岡)
【主なグループ展】
2022年 「HILLS ZINE MARKET 2022」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー (東京)
2022年 「CORE part8」 阪急MEN’S TOKYOタグボート (東京)
2022年 「Here is ZINE Tokyo at Feb」 Feb gallery Tokyo (東京)
2022年 「NEO PAINTING TOKYO」 OIL by 美術手帖ギャラリー (東京)
2022年 「WAVE 2022」 3331ArtsChiyoda (東京)
2022年 「WAVE 2022 SATELLITE EXHIBITION」 代官山 蔦屋書店 (東京)
2022年 「Art Fair HAKATA tagboat × HAKATA HANKYU」 博多阪急 (福岡)
2023年 「tagboat Art Fair 2023」 東京ポートシティ竹芝 (東京)
2023年 「WAVE」 JAPAN HOUSE (ロンドン)
2023年 「Art Fair GINZA tagboat x MITSUKOSHI」 銀座三越 (東京)
2023年 「HILLS ZINE MARKET 2023」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー (東京)
2023年 「UNFAMILIAR IMAGES」 Empathy Gallery (東京)
2023年 「WAVE 2023-24」 Lurf MUSEUM (東京)
2024年 「tagboat Art Fair 2024」 東京ポートシティ竹芝 (東京)
2024年 「synchronicity」 tagboat (東京)
2024年 「Rotten Donuts」 大橋会館 (東京)
2024年 「HILLS ART&ZINE MARKET 2024」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー (東京)
2024年 「100+ Asia Art Season」 Buji Culture and Sports Center (深圳)
2025年 「WAVE 2025」 LURF GALLERY (東京)
2025年 「Rotten Donuts at BEAMS JAPAN」 TOKYO CULTUART by BEAMS (東京)
2025年 「モののケ ART CIRCUS」 心斎橋PARCO (大阪)
2025年 「Rotten Donuts at Komehyo」 KOMEHYO SHIBUYA (東京)
2025年 「HILLS ZINE MARKET 2025」 六本木ヒルズ A/Dギャラリー (東京)
2025年 「UNLABELED」 アート解放区 人形町 (東京)
【主な映像作品】
2020年 舞台「長期創作プロジェクト『船』」 space EDGE (東京)
2021年 舞台「To an artist」 杉並公会堂 小ホール (東京)
2022年 舞台「FOOTPRINTS vol.40」 Double Tall Art & Espresso Bar (東京)
2023年 グループ展「films. トランプル・ザ・ボーダー」 Feb gallery Tokyo (東京) 舞台「横須賀のsalo」 飯島商店 (神奈川)
2024年 舞台「Roll, Roll, Roll 02 [Vol.14]“Drink & Roll”」 Roll (東京) 舞台「Existence Op.1-14」 天使館 (東京)
【主な受賞歴】
2021年 「UNKNONWN ASIA 2021」 徳光健治審査員賞
2024年 「100+ Asia Art Season」 Best 10 Award / ubies 庄野裕晃審査員賞
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~INTERVIEW~
Q.アーティスト活動を始めたきっかけは何ですか?
グラフィックデザイナーとして主に広告のデザインを最初はしていたんですが、朝から朝まで作業して、渋谷とか大きな駅や街に自分のデザインした広告がでかでかと掲載され、それを写真で撮って、親や地元の友達とかに送って、すごいねと言われて、やった!と思って、また朝まで仕事して・・・・を繰り返す毎日の中で、僕はこのままでいいんだろうかと思うようになりました。そんなある日、広告の仕事でネイマールを撮影したんですが、スタジオでネイマールに会ったとき撮影の小道具のサッカーボールを僕がネイマールに渡したんです。その時サンキューとネイマールに言われて、「やった!ネイマールと喋った!」と、とても嬉しくなり、この仕事をしててよかった!と思いました。しかし、僕はこの先の一生をネイマールにボールを渡すだけの人生でいいものだろうか。最初の何回かはまたネイマールと喋れた!と嬉しいかもしれません。しかしそれが何十回、何百回とボールを渡しているうちに、またネイマールか、とネイマールに飽きて、もう何マールかもわからなくなるほど自分を失い、その最初の些細な喜びも感じなくなる不感症な人生を送ることになるかもしれない。そしたら僕はボールを渡す人では無く渡される側になりたい。そうナカジマールです。そんな儚い夢を叶えるべくアーティストになったといっても過言ではありません。
Q.ご自身の作品を制作するうえで、こだわっているテクニックや技法、ルーティーンなど可能な範囲で教えてください。
最近は既定のサイズのキャンバスでは無く、不規則でアンバランスな形のシェイプドキャンバスを実験的に自作して作っています。知り合いの子供とか姪っ子甥っ子とかに自由に図形を描いてもらって、その形のままで木の板をカットして上からキャンバスを張っているんですが、自分で描くとこうゆ形にしようとか変に意識が入ってしまうので、子供の無意識に描いた崩れた形の図形がなんとなくちょうどいいのです。
Q.作品はどう制作していますか?また制作時の環境なども教えて下さい。
夏はパンツ一丁で絵を描いています。赤色です。トシちゃんをかけて大声で歌って踊ってます。踊ると絵を描けなくなるのでどうしようか悩んでいます。
Q.中島さんの作品に踏襲される過去の古き良き文化形態、芸能・エンタメや時事ネタなどから、
影響を受けて作品を制作されていると伺いました。その背景や魅力を教えてください。
男はつらいよが好きなのですが、1作目のマドンナの冬子役の光本幸子が酔っ払って寅次郎と帝釈天の商店街を夜歩いてるシーンで「口笛は幼き頃の我が友よ 吹きたくなれば吹きて遊びき」と言うシーンがあるんですが、映画の塀の中の懲りない面々で藤竜也が序盤の風呂のシーンでも「口笛は幼き時の我が歌よ 吹きたくなれば吹いて遊びき」と似たセリフを言うんです。そのとき藤竜也は「石川啄木の詩だよ」と言うんですが、その元ネタの啄木の詩は「晴れし空仰げばいつも口笛を吹きたくなりて吹きてあそびき」なんです。両方とも松竹映画ではあるんですが、塀の中の懲りない面々のプロデューサーの山内静夫は男はつらいよ1作目に冬子の婚約者役でちょい出演もしているんですね。この「我が友よ」と「我が歌よ」などの微妙な違いや、元の啄木からこの形になったのは何故なのか、当時の感覚で口笛といえばこれがごく一般的な言葉だったのか。これ分かる人がいたら教えて欲しいんです。あと塀の中の懲りない面々の原作者の安部譲二は、元安藤組だし、力道山や連合赤軍にも繋がるし。。。。つまり昔の事を調べだすと面白くてキリがないんです。俯瞰的に見ると色んなところが繋がりだして、本当に終わりがない。この感覚が絵を描く事と少し似てるように感じます。
Q.今回、未解決事件シリーズとして「三億円事件」を描いた作品にフォーカスし、Tシャツコラボを実現させていただきました。まず、「三億円事件」をピックアップして、制作するに至った背景を教えてください。
昭和の未解決事件といえば一番ポピュラーでアイコン的なのは三億円事件のあのモンタージュ写真ではないでしょうか?
何度も映画やドラマ、小説、漫画などの題材にされ、事件から50年以上経った今も、このモンタージュ写真を少なからず見た事やぼんやり三億円事件というもの認識してる人は多いと思います。そんな中以前国分寺の天使館という舞台小屋で映像とダンスの公演をしたときその小屋の真横にたまたま三億円事件の第二現場(犯人が現金輸送車から車を乗り換えた七重の塔跡地)があるという事がわかったんです。しかも事件当時犯人の逃走ルートが天使館の目の前の道を通ったという事から天使館設立者である舞踏家の笠井叡氏は事件当時何度も警察に事情聴取を受けたとのことです。実際僕も現場に行ったのですが今は整備されたさっぱりとした自然公園になってましたが、事件当時は人の身長くらいある草が一面に生えていて、人通りも少なくすこし不気味な雰囲気もある場所だったそうです。今までは物語の中の出来事であった三億円事件が自分の近いところの出来事になり、そして次の個展は昭和の事件をテーマに絵を描こうと考え始めました。
Q.今後の制作活動への想いやチャレンジしていきたいこと・目標があれば教えてください。
広告を作っていたときはとにかく意味や理由づけ、コンセプトなどをしっかりリサーチして熟考に熟考を重ねていたんですが、その反動というわけではないですが絵に関してはあまり意味だとか無駄なコンセプトみたいなのは作らずに描けるようになれば理想だなと思っています。大橋巨泉でいえば「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ かきすらすらの はっぱふみふみ」キンチョーのどんとでいうところの「ちゃっぷいちゃっぷい、どんとぽっちい」のような、意味がわからないけどなんとなく分かる、いややっぱりわからない。というような、そんな絵が描けることが目標です。
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