2026/07/23 10:00

【高野倉 里枝】
『かもしれない。』この言葉は私にとって創作意欲を掻き立てるだけだなく、理想だ。今見ている世界は本当なのか。こうかもしれないし、こういうことだったかもしれない。この曖昧さが世界の見方を変えてくれると信じている。世界には様々な人が存在する。人がいる所には、それぞれの文化や習慣、その土地で起こってしまう事など様々な事が混在する。そこにはなんらかの理由があるのだろうと考える。私はそれらを知る為にリサーチをする。自分と他人を比較し、フラットな目線で眺める。その上で、他に起こりうる可能性やその状態についての仮説を立て、作品として残したい。

【アーティスト:高野倉 里枝 について】
・制作のテーマ・コンセプト
誰かが決めた価値観に身を委ねずに、それぞれの価値観や捉え方で人は自由になれると信じている。答えが無い美術という分野に可能性を見出し「かもしれない」について考え表現したい。
・影響を受けたもの(人・作品・体験など)
旅をして体験したこと、考えたこと、出会いから沢山の影響を受けている。脚本家の木皿泉さんの「いてよし!」というセリフに感銘を受けている。
・現在の表現方法に行き着いた理由
アクリル絵の具を使って描いている。最近では地上から見た人々の歩みの痕跡が布のようにみえ、布を織るような感覚で、リサーチを基に描いている。
・作品を通して伝えたいこと、どんな人に届いてほしいですか?
想像することが好きな人に観てもらいたい。
【作品について】

・作品名:『One day』
・作品の説明
ある国の王の誕生日のニュースをきっかけに制作した。そのニュースでは、ものすごい数の国民が黄色いTシャツを着て誕生日を祝っていた。私はこれを見て、次の日の洗濯物は黄色いかもしれない?と考え、イベントの残り香と日常の狭間を表現した。
・使用素材・技法
アクリル絵の具、パネル、メディウム
・制作年
2017年
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・この作品はどのように鑑賞してほしいですか?どんな人に届けたいですか?
Tシャツを描いた作品なので、購入した人が洗濯を干したときに作品のコンセプトを再確認するような時間になったら嬉しい。
・見る人によって解釈が変わる部分はありますか?
解釈というより、自分はこんな事を想像したなど、私の作品から発想の先に行くことが出来たらと思う。
・タイトルはどのタイミングで決まりましたか?
描き始めの時もあるし描き途中も、完成後もある。
・「アート×Tシャツ」についての感想・想い
企業の方に自分の作品を作ってもらえることが嬉しい。
・あなたのアートがTシャツになることにどんな違和感や可能性を感じますか?
作品を纏って何処に行くのか、様々な場所で私の作品が鑑賞してもらえる可能性があると思うと嬉しい。
【経歴・受賞歴】
■活動歴
2016年活動開始
■主な展示・実績
国内展示
2017年 個展(東京都)
2018年 個展(バンコク)
2020年 個展(松本市)
海外展示
2018年 アーティストインレジデンス(バンコク、チェンマイ)
2018年 アーティストインレジデンス(バンコク)
2019年 アーティストインレジデンス(インド)
2023年 アーティストインレジデンス(バンコク)
2026年 アーティストインレジデンス(インド、バンコク)
■受賞歴など
2018年 TIS公募 入選
2022年 CHANGI GALLERY公募 入選
2023年 躍動する現代作家展 入選
2025年 「株式会社チャームケア コーポレーション」 アートギャラリーホーム 入選
【今後の展示・イベントについて】
■ARCHITECTURE OF THE UNSEEN
Centrul Cultural Palatele Brâncovenești (ルーマニア)
日時 2026年10月28〜11月2日
※詳細はアーティストSNSをご確認ください。
・来場者へのメッセージ
グループ展に参加します。ルーマニアのちょっと行きずらい場所にありますが、もしお立ち寄りいただけたら幸いです。
