2026/07/23 10:00



【cozme】

City popの装飾性を視覚構造として再解釈し、キャラクターたちが存在する「仮想空間に一時保存され、再構築し続ける楽園」を描いている。それは、記憶やデジタルデバイスの中に一時的に蓄積される、現実と空想のあわいにある空間である。
近年は絵画を中心に制作・発表を行い、楽観主義的なCity popの世界観に、デジタルデバイスを「現実と空想を往還するインターフェース」として組み込んでいる。
アバターのキャラクター「こづめ」は、私自身の身体的特徴を起点とした左手の化身であり、「見られる私」を媒介する存在である。作品における装飾性を、弱さを強さへと転換するフィルターとして位置づけ、デジタル時代における自己の身体性とアイデンティティのあり方を探求している。



【アーティスト:cozme について】

・制作のテーマ・コンセプト
<Theme>
「仮想空間に一時保存されながら、再構成し続ける楽園」

<Concept>
作家自身の記憶の風景と、City popの持つ楽観的な世界観を重ね合わせ、デジタル社会における自己表現や身体性を描いています。
記憶やデジタル空間に一時保存された世界を「暫定的な楽園」と捉え、その中にアバター「こづめ」が存在することで、現実と仮想空間のあいだに生まれる新しい自己のあり方を表現しています。
作品に登場する装飾やデジタルデバイスは、現実と空想をつなぐインターフェース。「こづめ」は作家自身の身体的特徴をもとに生まれた存在であり、現実を前向きに生きるための象徴として描かれています。

・影響を受けたもの(人・作品・体験など)
Memphis Milano、ヴェイパーウェイヴ、村上隆、永井博、ナガノさん、サンリオ、日本のマンガやアニメーション、ゲームにおけるキャラクター文化

・現在の表現方法に行き着いた理由
近年、世界的に再評価されているCity popの視覚文化に触れたことで、1980年代の都市イメージやノスタルジーが、現代のデジタル社会における自己表象やコミュニケーションのあり方と重なって見えるようになった。また、私自身にとってその時代は感性の原点が形成された時期でもあったため、自身の身体的特徴を反映したアバターを組み合わせることで、デジタル空間における身体性やアイデンティティの揺らぎを表現できると考えた。個人的な記憶と社会的背景を結びつける手法として、City popの再解釈を現在の表現に取り入れている。

・作品を通して伝えたいこと、どんな人に届いてほしいですか?
現代は記憶をデジタルで保存できる時代、でも現実にはその一瞬はすぐに過ぎ去ってしまう。だからこそ、デジタル時代におけるその瞬間「今」を大切に感じてもらえたら嬉しい。


【作品について】


・作品名:『「Summer Tune」』

・作品の説明
作者のアバター、こあらの「こづめ」がうさぎと一緒にCity pop風の夢の中を旅している。これはスマートフォンのカメラロールの中の写真だが、この「過去」のイメージが今も画面の中で呼吸し現実と交錯している。

・使用素材・技法
acrylic on canvas

・制作年
2025

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・この作品はどのように鑑賞してほしいですか?どんな人に届けたいですか?
全体の構図と細部の両方を楽しんでみていただき、個々の感じ方で受け取っていただけたら嬉しいです。全ての方に届いたら嬉しいです。

・見る人によって解釈が変わる部分はありますか?
見る人のその日の気分や、これまでの経験によって見え方が変わると思います。ある人には『楽しそう』に見えたり、別の人には『少し切ない』に見えたりします。ぜひ、ご自身だけのストーリーを自由に想像しながら、楽しんで鑑賞していただけたらと思います。

・タイトルはどのタイミングで決まりましたか?
作品が8割ほど終わった頃に決まりました。

・「アート×Tシャツ」についての感想・想い
特に今回はTシャツにしていただきたかった作品でしたので、選んでいただき感無量です。グッズに展開することでお手軽に作品を生活の中で楽しんでいただけることも嬉しいです。

・あなたのアートがTシャツになることにどんな違和感や可能性を感じますか?
アートには馴染みのない層の方々にも手に取っていただけたり、作品を知っていただくきっかけになると思います。


【経歴・受賞歴】

■活動歴
女子美術大学卒、東京藝術大学大学院後期博士課程満期修了、Univercity of Hertfordshire卒業(UK)
在学中は抽象画を描き、イギリスでテキスタイルアートを学ぶ。2020年ごろからオリジナルのキャラクターが登場する作品を制作し始める。現在、テキスタイルデザイナー、アーティストとして絵画を中心に制作、発表の場を広げている。

■主な展示・実績
【主な展示歴】
2026年 GALLERY AND LINKS.bis 個展開催予定(銀座)
2026年 池袋回遊派美術展 IAG AWARDSセレクション グループ展(池袋)
2026年 大名古屋ビルヂング店舗仮囲い展示(名古屋)
2026年 Lovely ART CONTEST 入選作品デジタル&原画展示 パークホテル東京(新橋)
2026年 GALLERY AND LINKS 81 選抜グループ展「Fullfill2026展」(銀座)
2025年 UNKNOWN ASIA 2025 出展(大阪)
2025年 第4回100人のARTノート 原画展示(大丸梅田店)
2023〜2026年 Independent Tokyo 出展(浜松町)

■受賞歴など
【主な受賞・選抜歴】
1993年 女子美術大学卒業制作 最優秀賞
2010年 UT GRAND PRIX × Cannes Lions(Finalist50に選抜)
2019年 ART OLYMPIA(第3回) 準佳作
2025年 Lovely ART CONTEST 入選
2025年 第4回100人のARTノート 選抜
2025年 Art Incubation NY公募展秋冬 入選
2026年 池袋回遊派美術展2026 IAG AWARDSセレクション選抜
2026年 Independent Tokyo 2026関連企画 アーティストTシャツ企画選出


【今後の展示・イベントについて】

■2026年 GALLERY AND LINKS.bis 個展開催予定(銀座)
GALLERY AND LINKS.bis
東京都中央区銀座 1-22-12 藤和銀座一丁目ビル 6F
2026年11月9日(月)〜14日(土)
※詳細はアーティストSNSをご確認ください。

・来場者へのメッセージ
会場全体でこづめの世界観を感じていただける空間にしたいと思っていますので、ぜひご高覧ただけたら嬉しいです。