2026/07/24 10:00

【富樫ゆきの】
ネイリスト、宝飾関連会社を経て、2016年より独学で制作開始。日本画を学び技法を取り入れ、和紙とアクリル絵の具を使用し身近な動植物を主に描く。植物の成長に人の外見の変化や時間の流れを重ね、見た方が希望を抱けるような絵を描きたいと思っている。

【アーティスト:富樫ゆきの について】
・制作のテーマ・コンセプト
人はなぜ世界を同じ様に見れないのか?“違い”は時に軋轢や歩み寄りを生む。その人の人生や経験が深く関係する視点のズレや違いは、個性とも言えるだろう。生まれてから一生変わらない指紋をモチーフとし、その中側をぼかすことでその人にしか見えない世界を表現。雨粒に濡れた花々は、止まない雨はない、枯れてもなお美しく何度でも咲けるというメッセージを含んでいる。
・影響を受けたもの(人・作品・体験など)
実家の庭で様々な花が咲くのを見て育ったので、影響を受けているかもしれません。自然が作り出すものに強さと美しさを感じて愛して生きています。
・現在の表現方法に行き着いた理由
元々身近な動植物を描いていましたが、歴史ある建造物や何百年も前に描かれたものを京都で見た時、時を越えた人の手や繋がりといったものを感じました。そこから指紋というコンセプトが生まれ、生まれてから変わる事がなく現代では自分の証明として使われてる指紋を、自分自身の視点に置き換える表現を試みるようになりました。
・作品を通して伝えたいこと、どんな人に届いてほしいですか?
今の時代は様々なものと自分を比べられてしまうからこそ見失ってしまうものがあると思います。人と違うって素敵な事で、忘れないで欲しい。虫食いや枯れた花も描くことで、完璧でなくても歳を経てもそこが良いじゃないか、というメッセージを込めて描いています。
【作品について】

・作品名:『Missing』
・作品の説明
この作品は、花びらが一枚散るシーンを描いており、無くなっていくものを見るのか残っているものを見るのか、というテーマで描いています。Tシャツのデザインはトリミングし、散った花びらがない状態という意味でもmissingというタイトルにしています。何を見るかで見える世界は変わる、というメッセージを込めています。
・使用素材・技法
木パネル、和紙、アクリル
・制作年
2026
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・この作品はどのように鑑賞してほしいですか?どんな人に届けたいですか?
私は自身の不安や迷いから感じることを描き、そこに希望があるようにと願いを込めています。ですので、同じ様に心の揺れを感じている方により多く見ていただき、何か感じていただければ幸いです。
・見る人によって解釈が変わる部分はありますか?
作品の中心部分はあえてぼかしており、ハッキリと見えないよう描いています。その部分は見ているその人だけの世界であり、どう見るかの違いが個性でもあります。自分だけのTシャツと思って着てくださったら嬉しいです。
・タイトルはどのタイミングで決まりましたか?
タイトルは作品の完成後に、言葉の背景など調べてから決めています。
・「アート×Tシャツ」についての感想・想い
アート本来の“見るもの”から、“着るもの”へ動作が変わる事で、より親しみやすさや所有する愛着が湧きやすくなり、別の角度からアートが楽しめるのではないかなと思いました。
・あなたのアートがTシャツになることにどんな違和感や可能性を感じますか?
アートの意味を知って服を着るという行為は、ただ着るのではなくそこに何かしらの意味や感情をプラスで持たせる事ができるのではないからそれは日常をさらに面白く刺激的にできるのではないかと思いました。
【経歴・受賞歴】
■活動歴
2016年独学で制作開始。国内や台湾で作品展示の他、タレントやアイドルの写真展会場内の壁画、民泊やカフェの店内壁画、看板制作なども担当。またライブペイントや、服飾ブランドへデザイン提供し渋谷ヒカリエでの販売など幅広く活動している。
■主な展示・実績
2018 art formosa国際芸術博覧会(eslite hotel/台湾)
2023 個展(ホテルアスコット丸の内東京/東京)
2024 個展(Otho gallery/東京)
2025 大阪関西万博(大阪)
■受賞歴など
2019 女流画家協会展・国際芸術大賞展 入選
2022 GReeeeNジャケット企画メンバー賞
2022 国際芸術大賞展 奨励賞
2024 towasu art museum審査員特別賞
【今後の展示・イベントについて】
■2026年8月independent tokyo
東京
■2026年10月グループ展
東京
※詳細はアーティストSNSをご確認ください。
・来場者へのメッセージ
ご自身のお洋服に組み合わせたらどうなるかなど、楽しみながら手に取っていただければ嬉しいです。
