2026/07/29 10:00



【kawakita atsushi】

三重県松阪市在住。海の幸と山の幸に恵まれた街で育ち、三度の飯よりスケボーが好きな“スケボー三昧”の少年時代を過ごす。その後、HIPHOPのDJや楽曲制作を通じてストリートカルチャーに魅了され、音楽でオリジナリティを追求する道へ進む。
20〜30代は自分らしい表現方法を模索し続け、2016年には娘の誕生日に贈る自作絵本をきっかけに絵を描き始める。2021年より本格的にアート活動を開始し、国内外のグループ展や個展、アートフェアなどで作品を発表している。
主なタイアップとして、2025年大阪城ホール「OSAKA MUSIC LOVER -PASSION-」メインビジュアル、FM802公式カレンダー、Coccoアルバム「PROM」へのアートワーク提供がある。このほか、有限会社サンクラール「むか~し昔カレンダー2024」カバーアートワーク、株式会社AINEXT FITBOXおよび株式会社シルクマスターへのスケートボードデザインなど、活動の場を広げている。



【アーティスト:kawakita atsushi について】

・制作のテーマ・コンセプト
自画像シリーズ「OVER DRIVE」では、喜怒哀楽が同時に渦巻く顔の決壊を描いています。
僕の生きてきた日本社会では、集団の調和が優先される一方で、感情は「よい顔」の内側に押し込められ、本当の表情が見えにくいと感じてきた。その同調圧力への違和感を、否定するだけではなく、自分への挑戦や変化のきっかけとして取り込み、作品として昇華している。
主にアクリル絵の具とスプレーを用い、噴きつけと大胆なストロークから生まれるテクスチャーを重ね、削り、崩し、塗りつぶす。その反復によって、押し込められてきた感情を可視化し、人間らしさの核に触れようとしています。
整えられた表情ではなく、心の奥から噴き出すうねりこそが、僕の叫びです。その入口としての作品「ときはなて」には、自分の中に抑え込んできた感情を解き放ちたいという願いを込めています。
他人の顔ではなく、あえて自分の顔を通して描くことで、この世界と真正面から対峙し、生きているという証を刻みたいと思っている。

・影響を受けたもの(人・作品・体験など)
絵を描き始めた頃は特にエリック・カールやエゴン・シーレに影響を受けました。
岡本太郎は今でも心の師です。

・現在の表現方法に行き着いた理由
2019年、不要になった紙やパレットに残ったインキの模様や色彩に注目したことをきっかけに、それらをデジタルで取り込み、後に作品へと昇華させる現在のスタイルに至りました。
今回、デザインとなった作品は、油性インキで描いた抽象的なパーツを素材とし、それらをPhotoshop上で再構成したハイブリッドアートです。近年はさらに表現の幅を広げるため、デジタルに頼らず、アクリル絵の具によるフィジカルな制作にも積極的に取り組んでいます。

・作品を通して伝えたいこと、どんな人に届いてほしいですか?
人生で自分が経験する喜怒哀楽を、飾らずにまっすぐ表現しています。
怒りや悲しみといった感情も包み隠さずさらけ出すことで、作品そのものに生命力が宿り、やがて希望の光へとつながっていくと信じています。
そして、自分の作品や活動が、仲間や家族、これから出会う方々にとって、何かを始めるきっかけや、一歩を踏み出す原動力になれたらうれしいです。


【作品について】


・作品名:『NO LIMIT!』

・作品の説明
2024年に出展したアートフェアでのメインピースです。人が絶えず行き交う熱気の中で、ひと目で心を奪う存在になることを目指した作品です。ブースそのものを砲台のように見立て、鑑賞者へ向かって情熱の弾丸を撃ち込むイメージを託しました。強い意志と行動力があれば夢は現実に変えられる、という信念をまっすぐに放つ作品です。

・使用素材・技法
ジークレープリント、額装のアクリル板にペイント/Digital Art

・制作年
2024

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・この作品はどのように鑑賞してほしいですか?どんな人に届けたいですか?
アートは、自分にとって生きることそのものです。
日々のささやかな出来事から、世界情勢まで、自分の目と耳で受け取った感覚を一度自分の中で噛み砕き、作品として立ち上げています。
夢や目標に向かうときには、必ず多くの壁や困難が現れます。そこから逃げずに正面から向き合い、どう乗り越えるかを探り続ける過程にこそ知恵が生まれ、人生はおもしろく、豊かになっていく。
「本当の自由は外ではなく、内にある」 そんな思いを、一つひとつの作品に込めています。

・見る人によって解釈が変わる部分はありますか?
見る人の心境によって解釈が変わる部分もあると思います。
代表作となっている自画像シリーズでは、特に顔の表現に強いこだわりがあり、自分のエネルギーの核を可視化するようなイメージで描いています。
この独特な顔の描き方が、僕の作品全体の大きな特徴になっています。
抽象的な表情ともいえるその顔は、見る人の心境やタイミングによって印象が変化するところが、自分にとって非常に興味深いポイントです。

・タイトルはどのタイミングで決まりましたか?
作品全体のトーンが固まってきた制作中盤の段階で、タイトルを決めました。

・「アート×Tシャツ」についての感想・想い
この度は、数あるアーティストの中からお選びいただき、とても光栄に思っております。
自分にとってIndependent Tokyoは、とても大きな舞台です。
その会場でデザインTシャツを展示・販売していただけることは、宣伝の面でも大きなチャンスだと感じています。
来場者の方がブースに足を運ぶきっかけをつくっていただき、本当にありがとうございます。

・あなたのアートがTシャツになることにどんな違和感や可能性を感じますか?
自分の作品がTシャツになって、誰かの日常の風景の中を歩いていくことを思い浮かべるだけで、わくわくが止まりません。手に取ってくれた人は、自分だけの楽しみにとどまらず、家族や友人、仲間にまで「これ、カッコよくない?」と自慢してくれる気がしています。そんなふうに、まだ顔も知らない人たちへと作品が渡っていくことこそ、自分にとって何よりの魅力であり、表現が持つ大きな可能性だと感じています。


【経歴・受賞歴】

■活動歴
2016年に娘の誕生日プレゼントとして自作絵本を制作したことをきっかけに創作を始め、2021年よりアーティストとしての活動を本格化させる。

■主な展示・実績
2022年 UNKNOWN ASIA 2022
2023年 Independent Tokyo 2023
2024年 100人10(渋谷キャスト)
2024年 ARTIST NEW GATE(あべのハルカス)
2024年 A2A Japan Competition 2024(渋谷ヒカリエ)
2025年 100人10(渋谷キャスト)
2025年 UNKNOWN ASIA EXTRA(ダイビル本館)
2025年 MANGO ART FESTIVAL(タイ・バンコク)
2026年 伊勢・宮町ホテル[個展]

タイアップ
2022年 Cocco 12th ALBUM「プロム」CDブックレット/作品提供
2023年 株式会社AINEXT フィットネスブランド「FITBOX」/ビジュアル制作
2023年 サンクラール「むか~し昔カレンダー2024」/Cover artwork
2024年 silkmasterSB/スケートボードデザイン
2025年 FM802・FM COCOLO 公式カレンダー 2025/ビジュアル制作
2025年 OSAKA MUSIC LOVER -PASSION-/メインビジュアル制作

■受賞歴など
2022年 UNKNOWN ASIA 2022 スポンサー賞・サンクラール賞 受賞
2023年 松阪祇園まつり「第一回天下一美術会」優勝
2024年 大阪「ARTIST NEW GATE」ファイナリスト展 選出
2024年 A2A Japan Competition 2024 銀賞受賞
2025年 FM802 公式カレンダー アーティスト選出


【今後の展示・イベントについて】

■現在、次回展示の予定はございません。

※詳細はアーティストSNSをご確認ください。