ETE・PIN's Art T-Shirt

俳優・アーティストとして活躍しているETEPINさんのコラボシリーズ。
見ていて心が軽くなるような、穏やかな気持ちになれる作品たちをT-Shirtにしてみました。

アーティスト ETE・PIN

女優・松宮なつとして活動をしてきましたが、2018年に来日した米歌手、オースティン・マホーンのアフターライブのメインビジュアルに趣味で描き続けていた油絵の作品を起用されたのがきっかけに、仏語で夏と松を意味するETE・PIN(エテピン]のアーティスト名で活動しています。

新宿や銀座でも個展を開催し、アーティストとしての活動も広がりを見せています。

ワニが昔から大好きで、それにはさまざまな理由があります。
幼い頃ワニに追いかけられる夢を繰り返しみていたことがあり、ワニを好きになる一番最初のきっかけになったと思っています。
現実では怖かったり獰猛だ、というイメージのあるワニを私の作品の中では無邪気で可愛く描きたいです。
好奇心を持って、純粋にその瞬間を楽しんでいるような。
観た方がほっこり、心がふわっと軽くなるような、穏やかな気持ちになれる作品をイメージして創作しています。
もっと作品を増やしてどんどん展覧会を開催して観ていただく機会を作っていきたいですし、画集も出したいです。
10代前半までは漫画家を目指しており絵や漫画を沢山描いていて、
物語を考えることも好きなので行く行くは絵本を作りたいと思っています。

作品紹介 「Bon Voyage!」

風船に乗り、勇気を振り絞って旅に出たワニ。

風船はいつまで膨らんで、ワニを連れて行ってくれるのでしょうか?

高く飛べば飛ぶほど寂しさや不安を感じることもあります。ですが、それでも、新たな世界との出逢いに、ワニは生まれたての赤ちゃんのように瞳を輝かせます。

どこか懐かしいように見えるチューリップは、地上からこんなに高いところまで、あの頃から今も、ワニを見守るようにそこに咲いているのでした。

まだワニの旅は始まったばかりですが、

この旅がいつか良い旅だったと言えますようにと願いをこめて描きました。

作品名 「YOU CAN STAY HOME」

旅を続ける好奇心いっぱいなワニとは対照的に、内気でインドア、おうちが大好きなキャラクターとしてナマケモノが描かれています。
コロナ禍で毎日とにかく外出してインプットすることが当たり前だった生活から、突然、外出や人との交流を制限されるステイホームを経験し、自分の生活や人生観に変化がありました。

これからは本当に必要で心から好きなものに囲まれて、シンプルで真っ直ぐに生きてもいいのではないか?と考えるようになりました。
おうちの中を好きな色や装飾でいっぱいにして、インドアで居心地よくゴロゴロと暮らす「ナマケモノ」というキャラクターが誕生しました。

作品名 「Shall We Fly?」

ワニとてんとう虫の出逢いを描きました。

自分のいる世界がどうも居心地の良くないワニは、いつも空ばかりを見ています。

ある日、いつものように空を眺めていたら、そよ風と共に青い風船に乗ったてんとう虫が飛んできます。
てんとう虫は「一人で飛べる高さは限度があるから風船でもっと高く飛ぶんだ」と言いました。「飛びたいなら風船に乗って、飛んでいかない?」

そんな誘いに驚いたワニの目は風船色に染まっています。

作品名 「transition」

青い風船で旅をするワニは予期せぬ人生を迎えていきます。

ワニは生涯、川の中や陸の上で暮らしていくものだと思っていました。

その旅がワニにとって良いものになるのかどうか、空中で遠くなる地上を眺めながらぼんやり考えています。

ふるさとを離れるにつれて、空の色も雲の色も見たことのない色へと変わっていきます。

風船だって、いつまでワニを運んでくれるか、もしかしたらいつか破れるかも分かりません。

高く飛べば飛ぶ程怖いはずです。

ただ、ワニは遠くなるふるさとを不安げに眺めながらも、少しワクワクしています。

作品名 「A flight / 空の旅」

飛行機に乗り遠い国へ飛行している間、自分が今、この瞬間どこにいるのか、今、この瞬間が何時何分何秒なのか正確には分かりません。

空を旅する時間は、時間や空間から解放されて自由になれる、不思議で特別な時間です。

飛行機の窓のようなものから外の世界を眺めるワニ。

あらゆるものから解放される心地よさと、少しの孤独を感じています。

眺める光景は現実のようにも幻想のようにも見えます。

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