「相川出后」

1976年生まれ、岐阜県在住。2015年漆喰塗り体験をきっかけにワークショップ主催や漆喰DIY活動を経て、2020年左官職人へ。2022年漆喰に藍を発色させた独自の技法で抽象画を制作を始める。書道家や芸術家とのコラボ作品を発表をした後、2023年初個展を開催。岐阜県の女性活躍推進企画「ぎふ女のすぐれもの2023」受賞し、更なるアート活動を広げている。

作品名:「tsunagu」

源流に近い川沿いの山道。険しく生い茂る木々の間から時折覗く川の流れ。二つの川が落ち合う地点では、水流が渦巻きながらも、流れのままに突き進んでいく力強さを感じる。つながるこの地点を眺めながら、私たちは「つなぐ」意思を持つこともできることをふと思う。力強さ、木々と川、意思と動き、様々な様子を表現した作品です。

HP

「@asanomakoto」

幼少期よりアイスクリームを使って作品を作ることが好きで、2010年以降SNSの普及によりInstagramにて配信をしたのがきっかけで『#世界中にスマイルのお届け』をコンセプトに活動。アイスクリームとスマイルという2つの世界語は幸せの象徴であり、世界中を笑顔に変えるシンプルでキャッチーなメッセージアートを主としたアーティスト。普段は本物のアイスクリームで作品を制作しております。

作品名:「Work that makes you smile」

『#世界中にスマイルのお届け』の名の下に働くアイスクリーム達の慌ただしい活動のイメージイラストです。アイスクリームとスマイルという2つの幸せ共通言語で世界中みんなが笑顔になれたらいいなというシンプルでキャッチーなメッセージアートです。

「オガワミチ」

デジタル全盛の時代にあって、物理的な「見る」という行為の確かさを問う作品を制作。アクリル板の反射や透過で錯覚を生むペインティングを展開し、平面を超えた空間体験を生み出す。光と影、視点に応じて変化する作品は、鑑賞者自身の「見る」という行為の不安定さを浮き上がらせる。環境負荷を抑えた素材選びなど、サステナブルな視点で作品を制作。ACTアート大賞展2024最優秀賞、上野の森美術館大賞展入選など。

作品名 「雨上がりにハンズへ」

雨上がりの休日を表現した作品。複雑な空模様は、アクリル板に描かれた、透明度の異なる白と絵の具の影によって描きだされている。見る角度や光によって、空模様が変化する多面性と、独特のマチエールの違和感が特徴。影を画材の一部として使用することを試みた意欲作で、ACTアート大賞展受賞企画個展(2025年)のメインビジュアルに使用した。

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